YNU横浜国立大学 都市科学部 都市基盤学科

在校生の声

 トップ > 在校生の声

messagef from students

都市基盤学科で学んでいる在校生の声を紹介します。つい数年前までは受験生だった先輩からのメッセージは、みなさんが進路を考える上できっと参考になると思います。

幅広い、奥深い、面白いそしてスケールが大きい都市基盤学科の魅力は無限大

1年生の声
2年生の声
3年生の声
4年生の声
1年生の声
2年生の声
3年生の声
4年生の声

1st Grade

1st Grade

取り扱うものが大きさ的にもコスト的にも大きいので、勉強していてやりがいを感じます。また、多くの人に喜んで貰えるものを作りたいという夢が持てます。早くその夢を叶えたいと思います。とてもアットホームな雰囲気の中で、私たちが「土木」という学問にすぐ慣れるよう、見学に連れて行ってもらったり、話を聞かせてくださる教授のもと、毎日楽しく大学生活を送っています。

ぜひオープンキャンパスに訪れて直に確かめてください。建築と比べると地味そうですが、私はオープンキャンパスに行って心が傾きました。大きい、多くの人が利用するものをつくりたくてこの学科にしました。ここでは、コンクリート構造から都市計画まで幅広い分野をやっています。“土木”というとあまりイメージが良くありませんが、実際はハードなものだけでなくソフトな部分もあり、とてもおもしろい学問だと思います。

「取り扱うものの大きさにやりがいを感じる。」

対象物が道路や橋など規模が大きく、また自然環境やそこにすむ人など様々な要素を考慮に入れる必要があるため大変ですが、やりがいを感じています。 先生方は土木工学とはどういう分野で活躍・貢献ができるかをわかりやすく説明し、土木の魅力を教えてくださります。土木に関してあまり興味のなかった人にも、興味を持たせるような教え方をしてくれます。 入学してまだわずか2ヶ月ですが、土木工学という分野は受験生がイメージしているものよりもっと幅広くて興味深いものであるということが言えますし、この学科は自信を持ってお勧めできるものだと思います。なんと言っても大学は授業が面白いです。そして、自分の興味のあるものについ専門的なことが学べることがやはり一番嬉しい点です。

工事中の高速道路の見学のように普通なら決してできない経験ができるなど、とても魅力的な授業も多数あります。

入学して2ヶ月が経ち,思ったことは大学というのはとにかく自由であるということです。しかし、その裏には責任というものがついてきます。また、授業においても想像以上に先生は何もしてくれません。だから、自分で聞きにいくしかないのです。以上のことからができる人は大学生活も楽しくなると思います。この学科は先生との距離もなく、非常に学びやすいところだと思います。建築第一志望の自分が 「きてよかった」 と思うのだから、間違いありません。

「工事中の高速道路の見学のように、普通なら
決してできない経験ができるなど、
とても魅力的な授業も多数あります。」
コーン 工事中看板 ヘルメット 看板 一輪車
コーン ヘルメット 一輪車

2st Grade

2st Grade

まず建築と土木は違うものだと知って下さい。似てるからどっちでもいいなんて思ってると失敗しますよ!土木って何やるのという人も多いと思います。一言でいえば、全く手が入っていない自然のところに一から構造物を造るのが土木です。土地を調べる、災害が起きないように対策をとる、計画をたてる、実際に造る、維持管理をする…、これらは全部土木の範囲です。

この学科は見学会が充実していると思います。まだ専門分野をあまり学んでいない1年生でも参加できるので、教科書では分からないことを体験できる貴重な機会だと思います。ここに来て良かったと思うことは、先生とも先輩とも距離が近いということです。とても居心地が良いです。

「建築と土木は違うものだと知って下さい。」

2021年入学:S. N. さん
私は現役の時に都市基盤学科を受験し、不合格になりました。諦めきれず、浪人をして都市基盤学科を受験し合格しました。私はこのことについて一切の後悔をしていません。なぜならば、都市基盤学科にはたとえ一年を費やしてでも入学するだけの魅力があるからです。ではその魅力とは一体何か?都市基盤学科には、学術的な内容と実践的な内容を往復しながら学びを深めることができる環境が整っていることです。
一般に、「高校までとは違い大学は研究機関だ」と言われます。確かにそうですが、私たち大学生は何も知らない一般人として入学するわけですから、研究をできるようになるための基礎的な教養が必要になります。この部分に関して、とかく学術的な学習を追求してしまうあまり、「研究は何のために行うのか?」すなわち、「実社会で研究がどのように役立っているのか?」を見失ってしまいがちです。よくネタになる、三角関数は学んでも役に立たない、が分かりやすい例です。ところが、都市基盤学科では普段の講義(学術的な学習)とフィールドワーク・現場見学会(実践的な学習)の両方に一年次から触れることができるので、そのような心配はありません。
普段の講義では地盤の分析や測量、まちづくりに関する基礎的な学習をします。担当の先生はその道のスペシャリスト。私たちの興味を引き出しつつ、先生の経験を踏まえながら分かりやすく解説してくださいます。フィールドワークではまちづくり先進都市である「横浜」を舞台に防災について考えたり、現場見学会では橋梁や鉄道の建設現場などのまさに「現場」を訪れたりして実践的な学習ができます。
さあ、都市基盤学科に入学して、私たちと一緒に学術と実践の往還を通して学びを深めましょう。

「横浜を舞台に学術と実践の往還を通して
学びを深めましょう。」

2021年入学:H. F. さん
私は高校生のときから橋やトンネル等の土木構造物に興味があり、土木工学を活用して人々の生活を豊かにしたいと考えていました。具体的には、道路や橋梁、トンネル等を必要性が高い地域に整備することにより、人の移動や物流を快適にすることで社会に貢献したいと思っていました。そして、実際にオープンキャンパスに参加して、説明会や模擬講義に参加し、自分がやりたいことはまさにこれだ、と思い、横国の都市基盤を第1志望に決め、総合型選抜で受験しました。皆さんも、まずは大学のオープンキャンパスに参加し、実際に大学の講義や説明を受けて、自分に合った学部や学科がどこかを探してみてください。そして、大学でやりたいことや志望校が明確に決まった場合には、総合型選抜での受験を検討してみるのも良いと思います。
都市基盤学科の主な魅力には、以下の3つがあると思います。
1つ目は、現場見学会が充実していることです。橋梁やトンネル、ダム、遊水地等の土木構造物が実際に建設されている現場は通常は見ることが困難ですが、現場見学会に参加することで見学することができ、大学で学んだことが、どのように実際の現場で活かされているのかを知ることができます。また、実際の仕事の現場において現場の方から説明を受けることもでき、土木工事についての経験値を得ることができます。実際の工事現場は一度工事が完了してしまうと見られなくなってしまうので、貴重な経験になります。入学してすぐのタイミングでも、希望すれば実際の工事現場を見学することができます。横国の都市基盤学科に入学されたら、現場見学会に積極的に参加することをお勧めします。
2つ目は、この学科は1学年毎の人数が少ないことです。1学年毎の人数が少ないため、1つの学年が1つのクラスのようになっています。そのため、同じ学年の仲間とかなり仲良くなることができます。また、上の学年の先輩や下の学年の後輩との繋がりも密で、学年を超えて先輩や後輩と仲良くなることもできます。また、先生とも距離が近く、質問や相談等を気軽に行うことができます。さらに、留学生も多いため、様々な人と共に土木を学ぶことができます。私は、毎日アットホームな雰囲気の中で居心地良く勉強をしています。
3つ目は、都市という広い視点で土木を学ぶことができることです。都市科学部では都市基盤学科の他に、都市社会共生学科、建築学科、環境リスク共生学科があり、学部共通科目を履修することで土木工学の視点だけではなく、環境や人文社会等の視点からもまちづくりについて学ぶことができ、幅広い視点からまちづくりについて学ぶことができます。
このように様々な魅力があるので、毎日がとても楽しい大学生活になっています。また、土木は人々の社会生活に密接に関わっている学問であるため、とてもやりがいのある学問であると感じています。

「土木は人々の社会生活に密接に関わっている学問
やりがいのある学問」

土木について学んでいくと、社会の中で土木がいかに重要な役割を果たしているかが分かります。社会に貢献したい人は、土木を学ぶという選択肢も加えてみて下さい。この学科を志望するきっかけは高三の夏に行ったオープンキャンパスでした。そこで受けた模擬講義の雰囲気が良く、その内容が自分にとって興味があるもので、土木はおもしろそうだなと思ったからです。みなさんも是非オープンキャンパスに参加して、大学の雰囲気や実際の講義がどんな感じなのかを体験してみて下さい。土木への興味がより一層高まると思います。

高校生の時は建築が好きで、大学では建築を専攻したいと思っていました。しかし今、僕はこの横浜国大で土木が好きになり、学んでいてとても楽しいと思えます。その最大の理由は先生方が主催する見学会がたくさんあり、実際にいろいろと現場が見られるからだと思います。「百聞は一見に如かず」で、授業だけでは飽きやすい僕もモチベーションを上げて勉強に取り組めます。

皆さんの中には建築と悩んでいる人もいると思います。そういう人は一人で悩まず、一度大学に来てみるといいでしょう。いろんな人の話を聞くことで建築と土木についての認識も深まるし、必ず役立つ情報が得られます。ぜひ大学に来て下さい。土木も面白い学問ですよ。見学会、また教授や上の先輩との交流が他に比べて活発です。僕は今後実施される海外への見学会をとても楽しみにしています。自分の目で見ることでしか得られないものがこのコースでは大変多く得られると思っています。

「社会に貢献したい人は、土木を学ぶ
という選択肢も加えてみて下さい。」
立ち入り禁止 コーン スコップ 現場見学 ヘルメット
立ち入り禁止 コーン スコップ

3st Grade

3st Grade

2020年入学:H. O. さん
当たり前のように存在するインフラ。土木は、数えきれないほど多くの人を支えています。とにかくたくさんの人の役に立ちたい、そう考えていた私にぴったりだと思い、土木の道に進むことを決めました。私はAO入試(現:総合型選抜)で入学が決まりました。実は、仮にここで不合格だったとしても、一般入試もチャレンジすることができるのです。少しでもチャンスが増えるのならと、藁にもすがる思いで出願したことを、今でもよく覚えています。
この学科の一番の特徴は、やはり現場見学会でしょう。実際に構造物を目の当たりにすると、そのスケールの大きさに圧倒されます。また、座学で勉強した内容と繋がる部分もあり、学びが深まる貴重な機会でもあります。そして、この学科は自分を取り巻く環境にも恵まれています。共に勉学に励むことのできる仲間、課外活動など多方面で活躍する仲間から、日々たくさんの刺激を受け、自分を高められていると実感しています。 実をいうと、私は高校時代、理系科目が苦手でした。それでもこの学科に進学して、自分なりに楽しく、幅広く学ぶことができています。ぜひ、なりたい自分を諦めないでください!

「土木は、数えきれないほど多くの人を支えています
たくさんの人の役に立ちたい」

私はもともと建築志望で高校の頃土木という選択肢考えたこともなかった。しかし、土木を知ると、その領域はとても広範で建築に無い可能性を多々感じることができた。例えば土木は道路や橋の設計というのを知っている人は多いと思うが、それだけではなく、未来にむけた環境の研究という領域も持っていることを知っているだろうか。
建築を志望している人は多いと思うが、もし何となく建築という人ならば、勉強できる領域が広く、より自分の可能性を広げられる土木を是非お勧めしたい。

「勉強できる領域が広く、より自分の可能性
を広げられる土木を是非お勧めしたい。」

2020年入学:Y.O. さん
私は一年の浪人を経てこの学科に後期入試で入学しました。さて私は、まちづくりは総合学問であると確信しています。力を考える物理、コンクリートなどの配合を考える化学、工事の影響を評価する生物学、土地利用の観点や生産性の面からの農学。実際に使う人の気持ちを考える心理学、社会的望ましさを考える社会学、歴史的な評価軸としての歴史学に、費用便益比を考える経済学、各地でのアプローチの違いや考え方の違いに注目した文化人類学など、幅広い学問分野を総合して考えなければ答えにはたどり着けないと考えます。そこで私は人々が何に幸せを感じ、どこにプライオリティを置いて生きているのかを知りたいと考えました。
そこで始めたのが横浜市旭区にある左近山団地を拠点に活動するサコラボという学生団体の活動です。今でこそ地域課題実習(大学生が地域活動をしていることを大学が授業として認めるという画期的な内容)に認定されており約30人の大所帯ですが、当時は6人で活動していました。仲間を集めつつ、自分たちの活動の幅をさらに広げていくという経験は、もはや土木やまちづくりの枠組みを飛び越えていました。このように、地域での直接の学びを通じて土木やまちづくりをソフトの面からも考えることができたことは有意義でした。その経験が今の私の問題意識を形作っているなと感じています。
私にとっての都市基盤学科の素晴らしいところは、挑戦したいことや知りたいことに応えてくれる制度が整っている点でした。私のように地域に出て、複数の視点からまちづくりから自分の人生まで考えることのサポートもありますし、見学会といって実際の工事の現場に足を運び土木構造物の大きさに圧倒されることもできます。実際の経験と授業での学びをかけ合わせることで、さらに学びを深めることができました。都市基盤学科では自らが求めれば、様々な角度から、様々な深さの学びを得るチャンスが広がっています。

「まちづくりは総合学問 様々な角度から、様々な深さの
学びを得るチャンスが広がっています。」

私は実際のところ,第一志望は都市基盤ではありませんでした.最初は浪人したくないからという理由で入学したのですが,入ってみると予想以上に充実した学生生活を送れていると思います.土木の中でも様々な分野があり,その中で必ずやりたいことは見つけられます。

私は、センター試験で大失敗してしまったのですが、なんとか後期で合格することが出来ました。本学科には第二志望制度もあり、受験の最後の最後までチャンスがあります。横浜は、ベイブリッジや山下公園、中華街といった名所も多く、授業でも、これらの内容を取り上げられています。かなり興味が湧きますよ。人の役に立ちたい、生きた足跡を残したい。そんな熱い野望をもった人たち、一緒に勉強していこう!

私は留学生ですが、留学生に対しても、いろいろな面からサポートしています。特に一年ごとに先生たちと留学生の面談があって、交流しやすい環境が作られています。この土木コースの日本人学生も、留学生も、やる気を出して、きちんと計画をたてることができれば、充実した大学生活を送ることができると思います。

「留学生も、充実した大学生活を送ることができる。」
提灯 ベイブリッチ 提灯 中華街 提灯
提灯 中華街 提灯

4st Grade

4st Grade

2019年入学:M.F. さん
工業高校で土木工学の基礎を学びながら土木に関する資格を可能な限り取得し、海外留学を経て改めて土木の魅力に気付かされ、AO入試で入学しました。最初は授業についていけるか不安もありましたが、個性的な先生方の授業の楽しさが勝り、充実した学生生活を送っています。
4年生から研究室に配属となり、私はコンクリート研究室に所属しています。先生や先輩と距離が近く、研究していく中で質問や相談のしやすい環境が整っています。また色々な国の留学生が多く在籍しているため、異文化に触れることもできます。
土木は様々な分野と関わりがありますが、都市基盤学科では文理融合のカリキュラムにより、土木技術者として特に重要である多角的な視点で物事を捉える力が身につきます。そして、現場見学会が多く開かれ、積極的に参加することにより、座学では学べないより深い部分を知ることもできます。
地域に寄り添ったまちづくりをするために、人々の暮らしに密接に関わりのある土木工学をぜひ都市基盤学科で一緒に学んでいきましょう。

「土木技術者として特に重要である
多角的な視点で物事を捉える力が身につきます。」

4年生になると研究室に配属されますが、私は地盤研究室で断層に関する研究をしています。研究はやりがいがある一方で行き詰ることもありますが、教授と密なコミュニケーションを取ることができ、良い勉強にもなります。規模の大きい実験を行う際には研究所やゼネコンなどと共同で研究を行う場合もあり、私も研究所にお世話になっています。学生としてではありますが、実際の社会に近い技術開発に自分のアイデアが含まれるということにやりがいを感じると共に、自分のキャリアアップにつながると思います。

また現場を見に、国内・海外に行く機会もあります。
私は4月から水環境研究室に所属しています。この研究室では津波などの波浪の災害による危険から人の命を守るための研究や、悪化した港湾の水環境を改善するための研究などが行われています。
土木は社会と密接に関係があり面白い学問です。オススメですよ!

「実際の社会に近い技術開発に参加、
自分のキャリアアップにつながると思います。」

2019年入学:Y.O. さん
4年生進級時のビッグイベントといえば『研究室配属』ですね。5つの研究分野から希望の研究分野を選択します。しかし、興味がある専門分野だけに固執するのは面白くない!興味がある専門分野があるとしても、土木を通じて社会に貢献するという目的は同じだと思うからです。僕自身、今は研究活動が始まったばかりで自分の研究テーマで精一杯ですが、自分から湧き出る興味にはワクワクが詰まっていると思います。
本学科には様々な見学会や授業・実習を通して、自分自身のワクワクを見つけていくキャンパスライフが待っています。そのワクワクは自分の興味から社会の関心に変わるかもしれないという土木らしいスケールの大きい未来をもたらす可能性を秘めています。
社会を支える素晴らしき土木の世界にワクワクすること間違いなし!

「社会を支える素晴らしき土木の世界に
ワクワクすること間違いなし!」

みなさんは土木という分野についてどう思いますか?僕は高校生の時、モノ造りに関しては1に建築2に土木というイメージでした。しかし、本コースで3年間学んだ今では、全くの逆をイメージしています。
土木という分野について勉強すればするほど、モノづくりに対する自分の視野が大きくなり、感心することばかりです。土木について知らない高校生は多いと思います。本学科はそんな学生に、様々な見学会や個性的な授業・実習を通して、土木の素晴らしさを伝えるようにできていると思います。

「モノづくりに対する自分の視野が大きくなり、
感心することばかりです。」
ロードローラー 視野 コーン ユンボ 望遠鏡
ロードローラー 視野 望遠鏡